2014年8月 1日

リフォーム工事の様子

愛媛県新居浜市 I.T 様邸 愛媛県新居浜市 I.T 様邸 【リフォーム工事】 応接間・台所・ホール・廊下・洗面所 床板張り替え ◎築36年 木造軸組 2階建

リフォーム工事の様子 ■【台所】リフォーム前
築当初からのフローリング(合板12mm)が、数年前から、少しボコボコと浮き沈みする状態になり、今回張り替えをすることにしました。
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■  【床板を撤去していく様子】 「土台」「大引」「根太」は、アメリカ産の米松材を使用していました。 Re_10_01_02.jpg
釘が塩分と床下の湿気で食しているので、新しく釘を打ち直します。 Re_10_01_03.jpg
床下の点検をして掃除をします。 Re_10_01_04.jpg
■【応接間】リフォーム前
30数年前、絨毯張りが流行しました。
絨毯は暖かくていいのですが、ホコリやダニの温床となり不衛生になりがちで、最近ではフローリング張りに流行が変わってきています。
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■ 【下地材の様子】 Re_10_01_06.jpg
30数年で劣化の様子 Re_10_01_07.jpg
■ 【床下の点検】 釘が腐食しているだけで、ほかは変わりありません。
基礎は布基礎工法ですが、しっかりしています。(現在ではベタ基礎工法に変わってきています)
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新しい釘に打ち替えます。
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■【ホール・廊下】リフォーム前
一番よく通るところが傷みがひどく、ボコボコと浮き上がったり沈み込んだりしています。 Re_10_01_10.jpg
■  【床下の点検】 点検をして掃除をします。 Re_10_01_11.jpg
■  【仕上りの様子】 Re_10_01_12.jpg
床材に明るい色を選んだので、部屋全体がるい雰囲気になりました。

内装工程

愛媛県新居浜市 T.K 様邸 愛媛県新居浜市 T.K 様邸 【2006年03月完成】 手刻み仕様

内装工程 ■根太掛け取り付けの様子
釘で止めるだけではなく、基礎から突っ張りをして全体に下がらないようにします。 根太掛け取り付けの様子
■束取り付けの様子
桧90mm角芯持ち材を使用しています。ボルトで基礎と床を固定し、わずかな床鳴りも防ぎます。 束取り付けの様子
■断熱材取り付けの様子
壁に入る断熱材にも下地を造り、部屋の壁との隙間を無くして、経年変化による断熱材のズレ落ちを防ぎます。 断熱材取り付けの様子
■吊り束を取り付けている様子
何十年先でも調整が出来るようにしています。 吊り束を取り付けている様子
■欄間(らんま)と天井の様子
間仕切りに油煙・欄間を取り付け、換気と風の通り道が出来るようにしています。 欄間(らんま)と天井の様子
二重縁、竿天井仕上げです。
竿天井仕上げ 竿天井仕上げ
底目地天井張り仕上 底目地天井張り仕上

■大工の一番うれしい日・・・
建前で「組上げ」、「造作」の大工仕事が片付いて、「定盤」を外す時が大工の一番うれしい日です。 定盤
【定盤】とは
 造作材を鉋で仕上げるなどの作業を行う、表面を正しく平滑に仕上げた木製の平面盤のこと
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屋根じまい工程

愛媛県新居浜市 T.K 様邸 愛媛県新居浜市 T.K 様邸 【2006年03月完成】 手刻み仕様

屋根じまい工程 ■屋根の下地
瓦割りを行い軒の出を決めます。 屋根の下地1
■下屋根のこだわり
杉丸太を使って化粧造りにしています。
下屋根のこだわり1
下屋根のこだわり2

地元で取れる「よもぎ」と呼ばれる石です。水に濡らすと「よもぎ餅」のような美しい色合いになります。 地元で取れる「よもぎ」と呼ばれる石
■すべての木材を筋交いに
すべての木材を筋交いに1
すべての木材を筋交いに2

貫(ぬき)に筋交いを釘でしっかりと止めます。
その上で、部分的に安易な金物に頼るのではなく、家全体の強度的バランスと耐久性を最大限に向上させるために、柱のホゾを長くし、すべての木材を筋交いにします。


すべての木材を筋交いに3
■屋根じまい完了の様子
屋根じまい完了の様子
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墨付と切組工程

愛媛県新居浜市 T.K 様邸 愛媛県新居浜市 T.K 様邸 【2006年03月完成】 手刻み仕様

墨付と切組工程 ■図板(ずいた)
設計図面から板に間取りを書き写します。これを図板といい、大工は墨付けから完成まで、この図板一枚で工事を進めていきます。 図板(ずいた)
■丸太の墨付けと切り組み
木材の切込みをする場所に墨付けを行います。この墨に合わせて切込みを行い、長さ2m~12mまで合計で19本の丸太を組み合わせます。
丸太の墨付けと切り組み1
丸太の墨付けと切り組み2

桁および梁には、幅105~360mmまでの米松材を使用します。 丸太の墨付けと切り組み3
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基礎工程

愛媛県新居浜市 T.K 様邸 愛媛県新居浜市 T.K 様邸 【2006年03月完成】 手刻み仕様

基礎工程 地盤からの湿気が上がらないように、防湿シートを敷き詰めます。その後、防湿シートの上にベースの鉄筋を縦横20cm間隔で組んでいきます。 基礎工程1
■基礎鉄筋の配筋
基礎になる部分の鉄筋をベース鉄筋に絡ませ組んでいきます。基礎部分の鉄筋もベース鉄筋と同じく縦横20cmの間隔で配筋していきます。 基礎工程2
ベース鉄筋と基礎鉄筋の配筋が完了すると、その上に生コンクリートをベース厚150mmで流し込みます。 基礎工程3
■基礎の仕上がりの様子
基礎の仕上がりの様

基礎幅は150mmを確保し、基礎高はGLよりベースが100mm上がり、GLより基礎天端が600mm上がりとしています。
側面の突き出した鉄筋は犬走り用の鉄筋で、基礎と犬走りの一体化による強度補強が目的です。


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自然乾燥の様子

愛媛県新居浜市 T.K 様邸 愛媛県新居浜市 T.K 様邸 【2006年03月完成】 手刻み仕様

自然乾燥の様子 風通しの良い場所で自然乾燥を行います。
前回掲載の「愛媛県西条市O様邸の新築レポート」でも述べていますが、自然乾燥はとても大切な作業なのです。 自然乾燥の様子
■梁丸太の下ごしらえ
杉材の丸太(末口240mm)を使用します。皮を剥いて、墨付けの下ごしらえをします。
梁丸太の下ごしらえ1
梁丸太の下ごしらえ2

【一口メモ】末口(すえくち)とは?
丸太などの細い方の端、細い方の切り口を末口と言います。逆に太い方の端を元口(もとくち)と言います。
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外装仕上工程

愛媛県新居浜市 T.K 様邸 愛媛県新居浜市 T.K 様邸 【2006年03月完成】 手刻み仕様

外装仕上工程 ■ポーチ仕上げの様子
柱、桁、垂木には、杉丸太材を使用しています。 ポーチ仕上げの様子
■ポーチ 軒裏の様子
ポーチ 軒裏の様子1
ポーチ 軒裏の様子2
ポーチ 軒裏の様子3

家を建て替える時に、思い出のたくさん詰まった大切な庭木や石を使って庭を造りました。 new_04_11_07.jpg
庭1
庭2

完成
施主様と御家族の皆様の益々のご繁栄とご多幸を心よりお祈りいたします。 前へ

内装仕上工程

愛媛県新居浜市 T.K 様邸 愛媛県新居浜市 T.K 様邸 【2006年03月完成】 手刻み仕様

内装仕上工程 ■玄関仕上げの様子
玄関はポーチ土間に自然石張りで仕上げています。 玄関仕上げの様子
■玄関土間の様子
玄関土間には自然石張りで仕上げ、上り框・式台には欅(ケヤキ)の無垢材を一枚板で使用しています。 玄関土間の様子
■ホール・廊下の様子
ホール・廊下の様子1
ホール・廊下の様子2
■大黒柱
大黒柱には、桧の8寸角(240mm)を使用しています。 桧の8寸角(240mm)の大黒柱
■和室・畳の床下地と畳敷きの様子
畳の床下地には、桧の1等無垢材を使用しています。
和室・畳の床下地
畳敷きの様子

■畳床の様子
床、前板は桜無垢材、框は欅(ケヤキ)無垢材、床は畳で仕上げています。 畳床の様子
■DK(ダイニング・キッチン)の様子
カウンターを取り付けて、流し台が直接見えないようにしています。
DK(ダイニング・キッチン)の様子1
DK(ダイニング・キッチン)の様子2

■洗面・脱衣所の様子
洗面・脱衣所の床は、桜無垢材のフローリング張りです。壁と天井は、杉無垢材板張り仕上げです。また洗面・脱衣所には、換気・暖房器具を取り付けて、寒い時季にも浴室との温度差が無いようにしています。
洗面・脱衣所の様子1
洗面・脱衣所の様子2

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外装工程

愛媛県新居浜市 T.K 様邸 愛媛県新居浜市 T.K 様邸 【2006年03月完成】 手刻み仕様

外装工程 ■下地と腰板の様子
桧材50mm×24mmの胴縁を30cm間隔で入れていきます。胴縁の間隔が30cm以上ですと、腰板に反りが出来やすくなってしまいます。また、腰板の上部はモルタルセメント仕上げで、下地材には15mm×90mmの桧材を使用しています。
外装工程1
外装工程2

14.5mm×100mmの桧材で腰板を張った様子です。妻側の軒も1m出して、庇を付けています。繰り返し吹き付ける雨から壁を守り、日差しを和らげます。


■欄間付きの履き出しと玄関の様子
欄間付きの履き出しは上部の窓だけの開閉が可能で、夜間の風通しや防犯に役立ちます。また、建具も軽いため戸車の傷みも少なくなります。欄間付きの履き出しと
毎日使う玄関も同様に欄間付きのサッシを使用し、建具の開け閉めも苦になりません。 玄関の様子
■内部から見た下地の様子
内部から見た下地の様子

柱に貫を入れ、筋交いを取り付けています。
腰板の下地にモルタルの下地を絡ませて、木材すべてが筋交いになるように考えています。
腰板は100mm前後の幅で釘止めを施しており、地震や台風による揺れが発生しても柔軟性に優れ、ひび割れなどの心配はありません。


■外装工程の仕上がりの様子
外装工程の仕上がりの様子
これで外装の大工仕事が片付きました。後は左官工事へと進んでいきます。 前へ  次へ

建前の準備

愛媛県新居浜市 T.K 様邸 愛媛県新居浜市 T.K 様邸 【2006年03月完成】 手刻み仕様

建前の準備 基礎の上にアスファルトルーフィング(23kg)を敷き、その上に下側と接合部分に防腐剤を塗った土台を組み合わせていきます。
建前の準備1
建前の準備2
基礎にかぎ込みを入れて床下換気口を取付けます。 建前の準備3
下の写真が土台の組み合わせが完了した様子です。 建前の準備4

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