2014年8月 4日

外装工程仕上の様子

愛媛県四国中央市 H.K 様邸 愛媛県四国中央市 H.K 様邸 【リフォーム工事】 屋根瓦と和室天井板、和室建具以外全て直す ・昭和21年建前
・築60数年
・木造軸組 平屋建


外装工程仕上の様子 ■ 腰板の様子 築60数年、石の上に建てた家ですから、多少の狂いがあります。
簡単に直せて見栄えもいい仕上げにするため、腰板張りとモルタル塗り、吹き付け塗装仕上げとします。
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杉板を鎧(よろい)張りにして、格子で押さえます。(腰板 杉板 巾210mm×厚15mm×長さ2m
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■ モルタル塗りの様子 モルタル塗り下地の様子です。 (下地材 杉板 巾90mm×厚15mm×長さ2m
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モルタル塗りの様子です。 よく乾かして、吹き付け塗装にかかります。
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■  玄関ポーチの様子 軒は、壁面より1m出しています。
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材木は小節桧材を使用しています。
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■ 全ての工程の終了 塗装も終わり、後片付けの掃除をして工事完了です。
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これで内装、外装全ての工程が無事終了しました。
施主様と御家族の皆様の益々のご繁栄とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
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内装工程の様子

愛媛県四国中央市 H.K 様邸 愛媛県四国中央市 H.K 様邸 【リフォーム工事】 屋根瓦と和室天井板、和室建具以外全て直す ・昭和21年建前
・築60数年
・木造軸組 平屋建


内装工程の様子 ■  床上げの様子 土間にブロックを据え付けて、床上げの準備を行います。
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外しても構わない柱だけを撤去し、を付けていきます。
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床下の土壁を除けて、風がよく通るようにします。
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大曳きの材木は大きいのですが、本数が少ない上に束の数も少なく、トランポリンに上った状態のようになっていました。
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■ 白蟻駆除の様子 Re_12_03_12.jpg
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■  サッシ取付けの様子 サッシの枠を取り付けていきます。
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■ 台所 床張りの様子 床下が低いので、湿気に強いムク材のフローリングを張ります。
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■ 部屋の間仕切りの様子 廊下が全く無く、部屋から部屋を通るという造りでした。
そこで、間仕切って廊下を造り、部屋と部屋を独立させました。
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■ 配管の様子 管も後々のメンテナンスがしやすいように配慮して施工します。
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■ フローリングとサッシ窓 仕上がりの様子 木製の建具からサッシの1枚窓ガラスに変わり、部屋も明るくなりました。
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縁側の床も、ムク材のフローリングで、石畳張りにして収めました。
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■ 木製の障子と建具の様子 どちらも60年以上前に造られた手造りの品です。
60年以上の時が経過しているにも関わらず、今もしっかりとしていて全然狂いがありません。
大切に再利用します。
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【内部の木製障子】
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【座敷の明先の建具】
障子には戸車が付いていませんでした。少しでも使いやすくと思い、戸車を付けました。
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下駄箱も「既製品は嫌だ」ということで、杉ムク材で造りました。
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解体後の様子

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・築60数年
・木造軸組 平屋建


解体後の様子 ■ 棟札(むねふだ)

普通なら完全に解体して新しく建て代えられるところを、この家は新しい施主様(H.K様)に気に入っていただき、リフォームして住んでいただけるという、本当に幸せな家です。

棟礼と一緒に図板があります。
図板には各部の寸法が書かれてあり、大工が修理や増築などの時に役立つようにしてあります。
これからも末永く使っていただきたいという思いを込めて、当時のままの状態で残しておきます。
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■ 少ない材料で丈夫にする工夫 梁を持ち出して屋根を支えています。少ない材木で丈夫にする工夫です。
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■ 梁取付と丸太組みの様子 ホソを柱に貫通させ、込み栓打ちにしています。 60年過ぎても狂わない理由がここにあります。
現在ではホソを短くして、ボルトなどの金物で補強するのが一般的です。
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■  芋つぼの様子芋つぼ」は、昔の農家の家などでは当たり前に見られました。さつまいも等を冬場に保存しておくための穴です。
冷蔵庫等のなかった時代、冬の食料の貯蔵庫として、人々の暮らしを支えていたのです。
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■ 敷居の様子 築後60数年間、白蟻駆除は行っていません。
縦に使う材木は腐食も白蟻の被害も無いのですが、横に使う材木は見た目は綺麗なのですが、裏側がご覧のとおりの状況です。
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現在では石の基礎からコンクリートに取って代わっています。
コンクリートで基礎を隙間なく囲んでしまっているので、通気が悪く、白蟻もわきやすくなり、家が長持ちしない理由がここにあるように思います。
■  風呂場の様子 ここには昔懐かしい五右衛門風呂(ごえもんぶろ)がありましたが、撤去しました。
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■ 竹下地の様子 竹を切る時期が良かったので、60年余りが経過した現在でも、まだ色が残っており、今でも丈夫です。
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これで解体作業が終わり、造作の準備ができました。

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内装工程仕上の様子

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・築60数年
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内装工程仕上の様子 ■ 玄関の様子 Re_12_04_01.jpg
【リフォーム前】
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【リフォーム後】
毎日の玄関の開け閉めが楽なように、欄間と建具を別々のものにして、建具の重量を軽くしました。 Re_12_04_03.jpg
框と式台は桧のムク材仕上げです。
ホールフローリングは桜のムク材張りで、玄関土間は自然石張りで仕上げています。
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杉ムク材の手造りの下駄箱です。
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■ 床の間の様子 60数年前の建具を再利用したものです。
建具職人も、高齢化と後継者不足で、このような建具を造れる職人が、現在ではかなり少なくなってきています。
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框・床板は、家の歴史の風合いを残すため、雑巾がけをしてあえて古いまま使用しました。
天井も60年以上経過した年月を感じさせないほど綺麗でしたので再利用し、壁は化粧壁仕上げにしました。
以前は荒壁の状態のままでしたので、60数年経ってやっと家が仕上がったという感がいたします。
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【リフォーム前】
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【リフォーム後】
床の間の天井の様子です。 Re_12_04_09.jpg
■ 建具の様子 60数年前の建具を再利用し、障子と襖は張り替えました。
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■ システムキッチンの様子 新しい流し台と、IHクッキングヒーターです。 Re_12_04_12.jpg
【リフォーム前】
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【リフォーム後】
部屋を明るくするために、窓も大きくしました。 以前よりかなり明るくなりました。
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井戸もそのまま再利用しています。
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■ トイレ、洗面所の様子
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トイレの腰板は桧ムク板張り仕上げとし、壁・天井はクロス仕上げです。

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洗面所の床は桜ムクのフローリング張りで、壁・天井は杉ムク無塗装張り仕上げとしました。


《暖かさ》《清涼感》を両立する、ムク材ならではの優しさの空間です。
■ 天井とフロアの様子 以前は土間だったために、床を上げると天井が低くなるので、床を少し(20cm)下げて、梁丸太が見えるように仕上げました。
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部屋の中に柱があり使いにくいのですが、これは絶対に除けられない柱です。 Re_12_04_19.jpg
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リフォーム前の様子

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・築60数年
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リフォーム前の様子 ■ 築60数年の家
このお宅は、ここ数年間空き家になっていました。
しかし、柱や梁がしっかりしており、日当たりや風通しもよく住みやすい家なので、リフォームすることにしました。
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礎はコンクリートではなく、石の上に柱を建てた造りです。
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腰板は杉材、上部の壁際に板金の水切りも無く、壁は荒壁のままで仕上げはしていません。
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雨水の排水が柱の近くにあるのですが、柱が腐食していません。
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談ですが・・・ 木を植えて4寸角(12cm)の柱を取るのに、桧材では40年近くかかります。
(※杉材なら20年くらいです)
4寸角の柱になるのに、70~80年も必要な木もあります。
ゆっくり育った木は目が込んでいて油味も強く、雨水がかかったくらいでは腐食しません。
適材適所、木を殺さずに使用してやれば、育った年数以上保ちます。
■ 古き良き時代の面影を残すたたずまい 玄関は2枚の引き分け戸です。
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台所は、今では珍しくなった竈(かまど)です。
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【風呂の焚口】
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【五右衛門風呂(ごえもんぶろ)】
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【井戸の手動式ポンプ】
長らくそこに住む人々と共に働き生活を支えた、数々の家の道具たち・・・
本当にお疲れ様でした・・・という感謝の気持ちが込み上げてきます。

■ 感謝の印 解体前に感謝の気持ちを込めて最後の掃除をします。
お神酒と塩を供えて長年のお礼をしてから、解体を行います。
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【台所の天井の様子】
梁丸太を出したままで、天井板は張っていません。
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【トイレの様子】
塩でお清めをして山砂で埋めます。
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【縁側の様子】
桧材で石畳張りにしています。
かなり汚れていて隙間もあいているので、張り替えることにしました。
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廻り天井、外部の建具も木製のガラス戸です。
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【床の間の様子】
荒壁のままで、仕上げ塗りがしていません。
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【60年を経過した建具の様子】
60数年前の手作りの建具です。
黒くはなっていますが、現在でも全く狂いはありません。
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解体後の様子 ■ 棟札(むねふだ)

普通なら完全に解体して新しく建て代えられるところを、この家は新しい施主様(H.K様)に気に入っていただき、リフォームして住んでいただけるという、本当に幸せな家です。

棟礼と一緒に図板があります。
図板には各部の寸法が書かれてあり、大工が修理や増築などの時に役立つようにしてあります。
これからも末永く使っていただきたいという思いを込めて、当時のままの状態で残しておきます。
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■ 少ない材料で丈夫にする工夫 梁を持ち出して屋根を支えています。少ない材木で丈夫にする工夫です。
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■ 梁取付と丸太組みの様子 ホソを柱に貫通させ、込み栓打ちにしています。 60年過ぎても狂わない理由がここにあります。
現在ではホソを短くして、ボルトなどの金物で補強するのが一般的です。
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■  芋つぼの様子芋つぼ」は、昔の農家の家などでは当たり前に見られました。さつまいも等を冬場に保存しておくための穴です。
冷蔵庫等のなかった時代、冬の食料の貯蔵庫として、人々の暮らしを支えていたのです。
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■ 敷居の様子 築後60数年間、白蟻駆除は行っていません。
縦に使う材木は腐食も白蟻の被害も無いのですが、横に使う材木は見た目は綺麗なのですが、裏側がご覧のとおりの状況です。
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現在では石の基礎からコンクリートに取って代わっています。
コンクリートで基礎を隙間なく囲んでしまっているので、通気が悪く、白蟻もわきやすくなり、家が長持ちしない理由がここにあるように思います。
■  風呂場の様子 ここには昔懐かしい五右衛門風呂(ごえもんぶろ)がありましたが、撤去しました。
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■ 竹下地の様子 竹を切る時期が良かったので、60年余りが経過した現在でも、まだ色が残っており、今でも丈夫です。
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これで解体作業が終わり、造作の準備ができました。

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切組工程

愛媛県新居浜市 K.K様邸 愛媛県新居浜市 K.K様邸 【2007年05月完成】 手刻み仕様
ベニヤ板(合板)・ビニールクロスを一切使用しない自然素材の健康住宅



切組工程 ■図板(ずいた)
設計図面から板に間取りを書き写したものを「図板」と言います。 new_07_04_01.jpg
大工はこの図板一枚で木取り墨付、切組から完成まで、工事を進めていきます。
■梁、桁、土台、柱の墨付
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■梁、桁、土台、柱の切組
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■梁丸太の切組
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準備して乾燥させていた梁丸太を、太さや反りなどを見極めて、それぞれ使う場所を決めていきます。
場所が決まれば、墨を付けて切組です。


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梁丸太の切組が完成です。

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木材の準備・乾燥

愛媛県新居浜市 K.K様邸 愛媛県新居浜市 K.K様邸 【2007年05月完成】 手刻み仕様
ベニヤ板(合板)・ビニールクロスを一切使用しない自然素材の健康住宅



木材の準備・乾燥 ■こだわりの丸太
末口210~270mmを使用します。まず皮を剥いて乾燥させます。
こだわりの丸太1
こだわりの丸太2

■良質の桧材の原木
柱、梁、土台やその他の材木に加工します。
良質の桧材の原木1
良質の桧材の原木2

■加工して乾燥させます
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自然乾燥により、材木の中の水分を時間をかけてゆっくりと抜いていくことで、1本1本育った環境によって異なる「木の性格」が材木となったあとに次第に「ねじれ」「曲がり」となって現れてきます。

このように、「ねじれたり」「曲ったり」した材木は使用せず、素直な材木だけを厳選して「柱」に使用するのです。

生きた木の「性格」を正確に見抜くために、「自然乾燥」はとても大切な工程なのです。

■7m桧材の通し柱
7m桧材の通し柱
■材木の準備が出来ました
材木の準備が出来ました
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1年点検

愛媛県新居浜市 K.K様邸 愛媛県新居浜市 K.K様邸 【2007年05月完成】 手刻み仕様
ベニヤ板(合板)・ビニールクロスを一切使用しない自然素材の健康住宅



1年点検 ■1年点検】
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後1ヶ月くらい経ったころから玄関の上り框に何かをこぼしたような薄茶色の半透明な染みが出来たそうです。
染みがだんだんと黒くなって目立つようになったので、今回削り直します。
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■手直し後の様子
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染みは深くしみ込んでいなかったため、少し削っただけで綺麗に除去できました。
他に気になるところや使い勝手の悪い所がないとの事でしたので築後1年点検は完了です。

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外装仕上工程

愛媛県新居浜市 K.K様邸 愛媛県新居浜市 K.K様邸 【2007年05月完成】 手刻み仕様
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外装仕上工程 ■仕上げ塗りの様子
塗装の下地になるモルタルを塗り、乾燥させます。
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塗装工事が片付いたので、雨樋をかけて足場を撤去します。
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■犬走の施工の様子
ポーチの土間と、犬走のコンクリート打ちの準備にかかります。
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基礎から80cmを確保し、基礎と犬走の鉄筋を接合し、長い年月が経過しても「犬走」全体が基礎より下がらないようにしています。
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■仕上がりの様子
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これで全ての工程が終了です。
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施主様と御家族の皆様の益々のご繁栄とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

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外装工程

愛媛県新居浜市 K.K様邸 愛媛県新居浜市 K.K様邸 【2007年05月完成】 手刻み仕様
ベニヤ板(合板)・ビニールクロスを一切使用しない自然素材の健康住宅



外装工程 ■外装工事の様子
外装工事の様子1
外装工事の様子2

■庇(ひさし)取付の様子
庇取付の様子2
庇取付の様子1

軒を1m出して、吹き付ける雨から壁を守り、日差しを和らげます。


■外装の大工仕事仕上りの様子
外装の大工仕事仕上りの様子

これで外装の大工仕事が片付きました
あとは左官工事へと進んでいきます。

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基礎工程

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基礎工程 ■水盛り遣り方(みずもりやりかた)
水盛り遣り方

敷地に建物の位置を決めてGLを定め、基礎の高さ、壁中芯、柱中芯の墨付けを行い、基礎工事にかかります。

【GL】とは
「グランドレベル」の略で、敷地の基準の高さのこと


■バラス転圧の様子
バラスを敷いて転圧し、しっかりと固めます。
バラス転圧の様子
■白蟻駆除の様子
将来の備えとして、土台に白蟻駆除を丁寧に行います。
白蟻駆除の様子
■ベース配筋と基礎鉄筋の様子
防湿シートを張り、20cm間隔にベースとなる鉄筋を組んでいきます。
ベース配筋と基礎鉄筋の様子1

次に基礎部分となる鉄筋を組んでいきます。
ベース配筋と基礎鉄筋の様子2

■土地を守る鎮め物(しずめもの)
末永く土地を守っていただけるように、お願いをした鎮め物です。
土地を守る鎮め物
■型枠の様子
コンクリートをよく乾かして建前の準備をします。 型枠の様子
基礎

【基礎工事データ】
GLから基礎天まで ・・・・・ 63cm
基礎巾 ・・・・・・・・・・・・・・・ 15cm
ベース厚 ・・・・・・・・・・・・・ 15cm


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地鎮祭の様子

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ベニヤ板(合板)・ビニールクロスを一切使用しない自然素材の健康住宅



地鎮祭の様子 地鎮祭の様子1
敷地に建物の位置を決めて、間取りを書きます。
地鎮祭の様子2
地鎮祭の様子3

平成18年9月吉日。
土地の安定と工事の安全を祈願して地鎮祭を行いました。

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下屋根工程

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下屋根工程 ■下屋根仕上がりの様子
下屋根仕上がりの様子1
板金の水返しを2段にして、広子舞に雨水が巻き込まないようにしています。
下屋根仕上がりの様子2
下屋根仕上がりの様子3

■自然石の束石
丸太の柱に自然石の束石(つかいし)で仕上げました。
自然石の束石 ■瓦葺き及び下屋根取付の完了
瓦葺き及び下屋根取付の完了

これで無事「瓦葺き及び下屋根取付工程」は完了です。

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屋根じまい工程

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屋根じまい工程 屋根じまい工程1
スミ木取付の様子 スミ木取付の様子
小屋組の様子 小屋組の様子

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・外まわりの桁、梁材・・・米松材
・梁丸太・・・・・・・・・・・・・杉材
・その他の構造材・・・・・全て桧材


■屋根の様子
化粧板を張って屋根の形ができてきました。
・化粧板・・・杉材 巾150~180mm×厚み15mm
・野地板・・・桧材 巾 90~120mm×厚み15mm
■軒の出の様子 軒の出の様子
瓦を葺いて雨樋までで1m出しています。 ※敷地が広ければもう少し出すことができます
■筋交の取付の様子
土台にかぎ込みを入れて取り付けます。
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柱のホソを基礎まで伸ばしてコミ栓打ちとし、金物には頼りません。


■土台の防腐剤塗りの様子
土台の四面に防腐剤を塗り、湿気腐食から土台を守ります。
土台の防腐剤塗りの様子1
土台の防腐剤塗りの様子2

■壁全体で地震や台風から家を守る

柱にヌキを入れて筋交と絡ませます。
これは筋交だけに頼るのではなく、壁全体で地震や台風から家を守るためです。

壁全体で地震や台風から家を守る1
壁全体で地震や台風から家を守る2

屋根じまいが無事完了しました。
棟祭りのお札が、屋根裏で誰の目にも触れず家を守ってくれます。


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建前工程

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建前工程 切組をした木材が次々と組み上がっていきます。
建前工程1
1階部分が組み上がりました。次は2階の柱を建てていきます。
建前工程2
2階の桁、梁をかけていきます。
建前工程3
建前工程4

建前工程5

丸太をかけて小屋組が完成です。

■建前の終了と棟祭り
建前の終了と棟祭り1
建前の終了と棟祭り2

棟木、スミ木、タル木を取り付けて無事に建前が終わりました。
気持ちだけのお供え物をし、工事の無事と家の繁栄を祈願します。

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建前の準備

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建前の準備
建前の準備1
建前の準備2

建前の準備3

コンクリートと木は本来相性が悪く、直接接合させると木を劣化させる原因となります。
そこで、土台となる木材にアスファルトルーフィング23kgを敷いて防腐剤を塗り、コンクリートが吸った水分を土台が吸わないようにします。


建前の準備4

土台を組み合わせていき、土台敷きが完成しました。

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内装工程

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内装工程 ■玄関ポーチの仕上がりの様子
柱、桁、タル木をそれぞれ、杉磨き丸太で仕上げました。
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■玄関の様子
土間、巾木は、自然石張り仕上げです。
上り框と式台は、タモムク材、ホールは桜ムク材フローリング張りにしました。
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■玄関収納の様子
壁の中に玄関収納を埋め込み、玄関を広く使えるように工夫しました。
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■和室仕上がりの様子
石膏ボードに中塗用の土壁を厚く(24mm)つけて、壁・畳・襖建具など自然素材で仕上げました。
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■大黒柱の様子
大黒柱には桧ムク材 6寸角(180mm)を使用しています。
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■台所仕上がりの様子
台所は出窓にしてかな雰囲気と日差しを取り込めるようにしました。
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■寝室とクローゼット仕上がりの様子
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1階全室の天井高を2.9mに仕上げています。
また、クローゼットにはハンガーパイプを取り付けて、部屋に物を置かないようにしています。
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■洗面化粧台、ユニットバス、トイレの様子
洗面化粧台とユニットバスは、デザイン性、機能性、お手入れなどのメンテナンス性に優れたものを設置しています。
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トイレは、潔感を維持できるように、木の良さを活かしながらシンプルに仕上げています。


■階段と階段下収納の様子
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■2階 洋室の様子
床をフローリングではなく畳敷きにして、壁・天井はクロス仕上げにしています。
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■ウォークインクローゼットの仕上がりの様子
建具を開けると一部屋になり、風通しができるようにしています。
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■2階 トイレと洗面の様子
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これで内装が全て仕上がりました。

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