2014年9月18日

正岡流・あぜくらでつくる《ミニログハウス》

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正岡流あぜくらの特長 ログハウスができるまで ログハウスGallery
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1.外壁・内壁も同じ一本の木から構成されるログハウスです。

2.ログハウスは丸太が主流ですが、角材による正岡のログハウスは、丸太ほど個性を主張せず、それでいて桧のムク材の魅力を存分に味わえます。

3.桧のムク材を用いることで、健康的な住まいが完成し、木の持つ調湿性や断熱性の高さは、夏涼しく冬暖かい、快適な室内環境を生み出します。

4.桧が発する芳香物質から、リラックス効果も得られます。

安心安全

●無薬品(防虫剤・カビ止めなど)自然乾燥材・安心安全

桧のログハウス

●庭の空きスペースにおしゃれな桧のログハウス

自由設計

●大きさ・間取りは自由設計

建築確認不要

●建築確認不要の建坪にあなたのフリースペースを

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2畳タイプ 桧(杉)角材 105mm角
1,820mm×1,820mm
入口ドア1枚・小窓1ヶ所
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3畳タイプ 桧(杉)角材 105mm角
2,730mm×1,820mm
入口ドア1枚・小窓1ヶ所
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4.5畳タイプ 桧(杉)角材 105mm角
2,730mm×2,730mm
入口ドア1枚・小窓1ヶ所
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6畳タイプ 桧(杉)角材 105mm角
3,640mm×2,730mm
入口ドア1枚・小窓1ヶ所
ロフト ※オプション
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ワンルーム~2DK・3DK 間取りは自由に設計できます。
お見積りいたします。お気軽にお問い合わせください。

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オプション

ご用意しています!

ロフト(中二階)ロフト使用時は105mmの角材を使用デッキ棚
ミニログの施工実績は、こちらへ!
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2014年9月17日

正岡流・あぜくらの特長

正岡流・あぜくらの特長

校倉(あぜくら)とは...

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角または円形の長材を井げたに組み合わせて積み上げ、まわりの壁にした倉。

◇奈良の正倉院宝物庫が代表例で、角材の外面上下を大きくななめにそぎ落とした三角状にあぜ木を用い、床下2.7mの高床になっている。

◇ほかに唐招提寺の経蔵・宝蔵、東大寺の経庫などが有名。

学研学習事典データベース(C)Gakken 1999より引用
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湿度調節作用
木は呼吸する...と言われています。
湿っているときは湿気を吸い、乾いているときは吐き出し、家の中の湿度を一定に保とうとする性質があります。
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断熱性
檜木材は、断熱性の非常に高い素材として知られています。
コンクリートに例えると、約12倍もの断熱性を持っていると言われています。
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構造的な強さ
木材同士がお互いに支え合う、日本の伝統建築物に受け継がれた工法で、壁部分は何段にもログ(角材)を積み重ねます。
上下のログはグループのエッジで下のログに食い込み、コーナー部分は切り込みで完全に組み合います。
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不燃性
意外と思われるかもしれませんが、ログは不燃性が高いのです。
表面が燃えて炭化膜を形成し、そこで燃焼がストップしてしまい、中まで達しません。
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音響効果
これも意外に知られていないのが、ログウォールによる音響効果です。
音が複雑な反響を繰り返すことで音に深みが生まれ、しかも聞き取りやすい音になります。
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ログハウスができるまで

ログハウスができるまで

施工例

構造...木造平屋建 3畳タイプ 
特長...檜のムク材仕上げ

1.ログハウスの組み立て
組み立ての様子1 組み立ての様子2 組み立ての様子3
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屋根工事の様子
... 2.完成した様子
完成した様子1 完成した様子2 完成した様子3 完成した様子4
... 室内の様子
室内の様子2 室内の様子1
明るく、檜の香りが広がる室内
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2014年9月16日

雨漏り点検

愛媛県四国中央市 M 様邸 愛媛県四国中央市 M 様邸 【リフォーム工事(住まいのメンテナンス対応事例)】 ・雨漏り点検
・瓦の葺き替え
◎築50年
◎平屋建木造軸組工法


雨漏り点検 ■瓦の様子
梅雨のはじめの大雨で、かなりひどい雨漏りになった…とのことで、点検のご依頼がありました。
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破風の下から奥には、本来瓦があるはずなのですが、なぜかありませんでした。 これでは、確かに大雨の時は雨漏りになります。
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普通なら尾の止に雨水が流れるようにトンネルを造るのですが、これもありません。 瓦自体は悪くはないのですが、職人の腕が悪かったようです。
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雨水が溜まって土が水を吸い、粘りがなくなって瓦が下がってしまっています。
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先人の知恵

愛媛県四国中央市 M 様邸 愛媛県四国中央市 M 様邸 【リフォーム工事(住まいのメンテナンス対応事例)】 ・雨漏り点検
・瓦の葺き替え
◎築50年
◎平屋建木造軸組工法


先人の知恵 ■感謝の気持ち
50数年間、雨風に耐えてきた瓦に感謝の気持ちを込めて、お酒でお礼をして瓦を除けていきます。
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■材木の様子
タル木、母屋、梁丸太、桁、他の材木など、すべて桧材を使用しています。
黒くはなっているのですが、腐食もなくしっかりしています。
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■隅木(振れ隅おさめ)
隅木(すみぎ)は、入母屋造りや寄せ棟造りなどの屋根の四隅で、屋根勾配に合わせて軒桁や母屋に対して45°に取り付けられる小屋組の部材です。一般的には45°に収めますが、屋根の美観を考え、棟梁の個性が加味されて、隅木を半分、1本、1本半と振って、屋根地と妻屋根の勾配を変えます。
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■真鎌継(しんかまつぎ)の様子
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■長ホソの様子
桧材(105mm×210mm)の桁は、上場までホソを伸ばしています。
※この地域は《やまじ風》という、台風より強い風の吹くところですので、小屋組を頑丈にしています。
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■火打梁(ひうちばり)
火打梁の先端に蟻ほぞを作り、土台木に作った蟻穴にはめ込む、大入蟻落が見られます。 Re_16_02_08.jpg

【火打梁】とは
地震や台風の際、水平方向に変形するのを防ぐために斜めに入れる梁のこと。 1階の床に設けるものを「火打土台」、2階の床や小屋組に設けるものを「火打梁」と言います。

■図板(ずいた)
図板には各部の寸法が書いてあり、大工が修理や増築の際に役立つようにしてあります。 これからも末永く使っていただきたいという思いを込めて、当時のままの状態で残しておきます。
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■外装の様子
土台・柱は桧材の化粧仕上げで、腰板には杉板を使っています。 50数年経った今でも、黒くはなっていますが、腐食することもなくまだまだしっかりしています。
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屋根替えのご依頼があった際、風の強いこの地域で、50数年前の、金物に頼らない先人の大工仕事をこの目で見ることができると、とても楽しみにしておりました。

実際に目にした時、50年以上もの間、大きな修理を必要とすることもなく、外装の修理も最小限度で済む、先人のこの仕事に「住まい造りの原点」を感じずにはいられませんでした。

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瓦葺き替え工事

愛媛県四国中央市 M 様邸 愛媛県四国中央市 M 様邸 【リフォーム工事(住まいのメンテナンス対応事例)】 ・雨漏り点検
・瓦の葺き替え
◎築50年
◎平屋建木造軸組工法


瓦葺き替え工事 点検をしながら野地板を張り替えていきます。
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築でも、築50年の家屋でも、今と変わらぬ大工の仕事があります。 それは、釘打ちに見られる「千鳥打ち」です。

【千鳥打ち】とは
タル木の破壊を防ぐために釘をジグザグに打つこと。
先人から受け継がれる釘の打ち方。


現状のハフ板も使えなくはないのですが、今後のことを考えて、新しく造り替えることにしました。
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格子からの雨漏りを防ぐため、木連格子から今回「漆喰塗り壁」に変更します。
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尾の下の水抜きのトンネルです。
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ハフのスミ納まりの様子です。
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美しい瓦仕上げの様子です。
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これで瓦の葺き替え工事が完了しました。

この地域特有の、台風よりも強い《やまじ風》が吹いても安心して暮らしていただけるように、気持ちを込めて仕事をさせていただきました。

最近では墨が付けられない…ノミやカンナも使いこなせない…大工が増えています。

この家をメンテナンスする過程で、先人たちが残した仕事ぶりから、大工が本来大切にしなければならない仕事をたくさん見せていただきました。
改めてその大切さを強く再認識させてくれた先人の大工たちに、そして施主様に、感謝の意を表します。心から、ありがとうございました。

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住まいのメンテナンス 対応事例(No.3:瓦葺き替え工事)

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点検をしながら野地板を張り替えていきます。

築でも、築50年の家屋でも、今と変わらぬ大工の仕事があります。
それは、釘打ちに見られる「千鳥打ち」です。

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【千鳥打ち】とは
タル木の破壊を防ぐために釘をジグザグに打つこと。
先人から受け継がれる釘の打ち方。

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現状のハフ板も使えなくはないのですが、今後のことを考えて、新しく造り替えることにしました。

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格子からの雨漏りを防ぐため、木連格子から今回「漆喰塗り壁」に変更します。

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尾の下の水抜きのトンネルです。

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ハフのスミ納まりの様子です。

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美しい瓦仕上げの様子です。

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これで瓦の葺き替え工事が完了しました。
この地域特有の、台風よりも強い《やまじ風》が吹いても安心して暮らしていただけるように、気持ちを込めて仕事をさせていただきました。

最近では墨が付けられない…ノミやカンナも使いこなせない…大工が増えています。

この家をメンテナンスする過程で、先人たちが残した仕事ぶりから、大工が本来大切にしなければならない仕事をたくさん見せていただきました。
改めてその大切さを強く再認識させてくれた先人の大工たちに、そして施主様に、感謝の意を表します。心から、ありがとうございました。

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住まいのメンテナンス 対応事例(No.2:先人の知恵)

■感謝の気持ち

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50数年間、雨風に耐えてきた瓦に感謝の気持ちを込めて、お酒でお礼をして瓦を除けていきます。

 材木の様子

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タル木、母屋、梁丸太、桁、他の材木など、すべて桧材を使用しています。
黒くはなっているのですが、腐食もなくしっかりしています。

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 隅木(振れ隅おさめ)

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隅木(すみぎ)は、入母屋造りや寄せ棟造りなどの屋根の四隅で、屋根勾配に合わせて軒桁や母屋に対して45°に取り付けられる小屋組の部材です。一般的には45°に収めますが、屋根の美観を考え、棟梁の個性が加味されて、隅木を半分、1本、1本半と振って、屋根地と妻屋根の勾配を変えます。

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 真鎌継(しんかまつぎ)の様子

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 長ホソの様子

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桧材(105mm×210mm)の桁は、上場までホソを伸ばしています。
※この地域は《やまじ風》という、台風より強い風の吹くところですので、小屋組を頑丈にしています。

 火打梁(ひうちばり)

火打梁の先端に蟻ほぞを作り、土台木に作った蟻穴にはめ込む、大入蟻落が見られます。

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【火打梁】とは
地震や台風の際、水平方向に変形するのを防ぐために斜めに入れる梁のこと。
1階の床に設けるものを「火打土台」、2階の床や小屋組に設けるものを「火打梁」と言います。

 図板(ずいた)

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図板には各部の寸法が書いてあり、大工が修理や増築の際に役立つようにしてあります。
これからも末永く使っていただきたいという思いを込めて、当時のままの状態で残しておきます。

 外装の様子

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土台・柱は桧材の化粧仕上げで、腰板には杉板を使っています。
50数年経った今でも、黒くはなっていますが、腐食することもなくまだまだしっかりしています。

屋根替えのご依頼があった際、風の強いこの地域で、50数年前の、金物に頼らない先人の大工仕事をこの目で見ることができると、とても楽しみにしておりました。

実際に目にした時、50年以上もの間、大きな修理を必要とすることもなく、外装の修理も最小限度で済む、先人のこの仕事に「住まい造りの原点」を感じずにはいられませんでした。

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住まいのメンテナンス 対応事例(No.1:雨漏り点検)

■瓦の様子

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梅雨のはじめの大雨で、かなりひどい雨漏りになった…とのことで、点検のご依頼がありました。

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破風の下から奥には、本来瓦があるはずなのですが、なぜかありませんでした。
これでは、確かに大雨の時は雨漏りになります。

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普通なら尾の止に雨水が流れるようにトンネルを造るのですが、これもありません。
瓦自体は悪くはないのですが、職人の腕が悪かったようです。

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雨水が溜まって土が水を吸い、粘りがなくなって瓦が下がってしまっています。

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