墨付、手刻みの様子

愛媛県新居浜市 T.S 様邸 愛媛県新居浜市 T.S 様邸 【2005年12月完成】 手刻み仕様
ベニヤ板(合板)・ビニールクロスを一切使用しない
自然素材の健康住宅



墨付、手刻みの様子 「差し金-さしがね」と「墨壺-すみつぼ」で木材に切り込みをするための墨を付けていきます。 new_03_04_01.jpg
墨壺の右横にある竹のへらは「墨さし」といい、線を引いたり字を書いたりする竹で作った筆のような道具です。使いやすいように手作りです。 new_03_04_02.jpg
木と木を組み合わせる一方の突き出した部分である「ホゾ」を長くして、込み栓で止めるように仕事をしています。
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金物に頼らず重量を支えるために、アリの長さを木材の幅の2/3以上確保しています。(アリとは、木材と木材を組み合わすために斜めに切り込みを入れた仕口のことです。)
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アリと継手を加工し、桁と梁の切り組みが完了しました。 new_03_04_07.jpg
大黒柱と姫大黒です。大黒柱より少し小さめの柱のことを「姫大黒」と呼んでいます。 new_03_04_08.jpg
ホゾを基礎まで伸ばして、込み栓を打つようにしています。柱に重量が掛かりすぎた時に、基礎に直接力が掛かるようにするためです。重量が掛かりすぎると横木は凹みやすく、ホゾを長くすることによって筋交の補助の役割を果たします。 new_03_04_09.jpg
「薄く削る」ことが木材の表面を「きれいに仕上げる」ことにつながります。削り出されるかんなくずには、職人の技と心が現われます。 new_03_04_10.jpg
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