愛媛県新居浜市 W 様邸 一覧
・ホール、廊下の床の張替え
・木製建具の点検、修理
・外部 腰板の張替え
・外部 木製戸袋の付替え ・外部 木製戸袋雨戸の点検、修理
・玄関 ポーチの付替え
・物干テラスの新規取り付け
・その他点検 ◎築30年
◎土壁付 2階建 注文住宅 ◎腰板・・・桧材 ◎戸袋・・・台湾桧材から愛媛県産桧材に変更
◎ポーチ・・・台湾桧材から愛媛県産桧材に変更
家族の健康を考えた家づくりを目指しています。
2014年8月 5日
以前は「和風」の引戸に「洋風」のポーチという和洋折衷の組み合わせでしたが、今回のリフォームで、引戸と和風のタイル、木製のポーチと、調和のとれた「和」で揃いました。
以前とは違ったデザインに仕上がり、外観もグッと引き締まった印象になりました。塗装工事も終わったので、足場をばらします。
仕上工程の様子 ■屋根瓦の様子以前は「和風」の引戸に「洋風」のポーチという和洋折衷の組み合わせでしたが、今回のリフォームで、引戸と和風のタイル、木製のポーチと、調和のとれた「和」で揃いました。
以前とは違ったデザインに仕上がり、外観もグッと引き締まった印象になりました。塗装工事も終わったので、足場をばらします。
前へ 次へ■仕上工程の様子
■■■ 屋根瓦の様子
和風のセメント製瓦です。
以前も瓦の塗装をしてもらったそうですが、穴が開いたままで雨漏りがします。
瓦の隙間と穴にコーキングをします。
■■■ 塗装仕上げの様子
■■■ 仕上りの様子
サッシを入れ替えて、腰板も張り替えました。
以前は「和風」の引戸に「洋風」のポーチという和洋折衷の組み合わせでしたが、今回のリフォームで、引戸と和風のタイル、木製のポーチと、調和のとれた「和」で揃いました。
以前とは違ったデザインに仕上がり、外観もグッと引き締まった印象になりました。
【リフォーム前】
【リフォーム後】
■■■ 奥様の趣味 季節の草花が家を彩ります
施主様と御家族の皆様の益々のご繁栄とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
■外装工程の様子
■■■ ポーチ桁 仕上げの様子
6mある桧の桁を、手鉋(てがんな)で仕上げます。
切れ目無く一本に貫かれた、長さ6mの透き通るような鉋屑(かんなくず)です。
なんと!!
節を埋めたらこんな形に♪
■■■ 準備の様子
足場を組んで・・・。
防護ネットを張ります。
■■■ ポーチの様子
以前は「和風」の引戸に「洋風」のポーチという組み合わせでしたので、今回のリフォームでは和風の引戸と調和するように、ポーチも和風で収めました。
また、以前はアルミサッシに木製の雨戸、戸袋でした。
戸車も傷んで鍵もかかりにくくなっていたので、新しく入れ替えることにしました。
■■■ リビングの様子
リビングもサッシを入れ替えてクロスも張り替えることにしました。
■■■ 外装工事の終了
塗装工事も終わったので、足場をばらします。
約10年前に、建ててもらった業者に頼んで2階を増築しました。
新築の時の「大工の仕事」に気に入らないところが多かったので、増築の時に違う大工にしてもらいたいとお願いしたそうです。
ところが、以前の大工以上に不満な点が多く、悔しい思いをされたそうです。
土壁が乾燥したので、造作にかかります。
長さ3mのタモ材を使用しています。
手鉋(かんな)で仕上げて取り付けます。
柱に切り込みを入れて、釘を使用せずに固定して取り付けます。
巾の広い材木は、釘で固定してしまうと、割れてしまうのです。
こちらのフローリングは節有桧材 15mm厚 ムク板を使用しています。
フローリング張りが出来上がると、後工程の作業からフローリング表面への傷みを防ぐためにシートを張り、ベニヤ板で保護します。
定盤をかけて、敷居や鴨居を美しく仕上げるために、内法(うちのり)を取り付けていきます。
【内法】とは
敷居の上面から鴨居の下面までの長さのこと。
大工の技と道具による手作業で、機械では難しい微妙な調整を行っていきます。
天井裏の様子。
吊ツカの様子です。
二間飛ばした間仕切りは、年数が経過すると少しずつ自らの重みでどうしても全体に下がってしまいます。そこで、経年変化にも対応できるように、ボルトなどで簡単に手直しできるよう、メンテナンスを考慮した施工を行います。
床柱 花梨 150mm角 ムク板
建前1日目は、大黒柱をおさめて梁丸太を少し組んで終わりました。
■建前2日目の様子棟木をおさめて無事に建前が終わりました。
前へ 次へよく乾燥した土壁の上に、中塗用の土を塗っていきます。 乾燥させながら2~3回塗り重ねていきます。
屋根じまいができたので「瓦葺き工事」に取り掛かります。
市販で一番厚いルーフィングを使用し、美観と耐久性を考慮して「淡路瓦」を選定しました。
【ルーフィング】とは
防水シートのこと。
水を通さないので、屋根や壁の防湿層に使われます。
煙突の周りに鉄板を敷き、鉛の板で押さえます。
少しでも隙間があれば風が吹き込み、雨水を連れてきて雨漏りになります。
鉛の板は厚い布と同じような感触で、手で押さえると自由に形が変わります。
棟瓦葺きが終わりました。
■谷仕上がりの様子谷には小さな瓦が入りますが、落ちたりズレたりしないように、1枚1枚留めています。
これで「瓦葺き工程」が完了しました。
前へ 次へ梁(はり)は、建物の水平方向に架けられ床や屋根などの重さを柱に伝える役目があり、主に垂直方向に重さを伝えますが、地震等に際しては水平方向の力を支えることにもなります。
■野地板張りの様子軒の出は、1mを確保しています。
ケラバ(螻羽)の軒の出は80~90cmです。
【ケラバ(螻羽)】とは
切妻屋根の妻壁(短辺方向の壁)よりも外側に張り出した部分のこと。
軒先を多く出して雨などから側壁を守るのと同様に、妻側もこのケラバがその役割を果たします。
地震対策のためのホールダウン金物です。
【ホールダウン金物】とは
建物を支える基礎から土台や柱が抜けないように、柱と土台を固定するための特別なボルトで、住宅の四隅など、特に重要な部分に使います。
地震の揺れによって柱が土台から引き抜かれないように設置します。
一般的には30mm厚の筋交を使用することが多いのですが、強度アップのため、105mm巾 45mm厚の筋交を入れました。
4寸柱にヌキを入れると、30mm厚の筋交の場合22mmの空間ができ、そこへ土壁用の竹下地を入れます。今回はそこへ45mm厚の筋交を取り付けたので、残り7mmしか竹下地を入れる空間がありません。竹下地屋さんにとっては難しい作業になりますが、地震対策強化のために頑張っていただきます!
【GL】とは
「グランドレベル」の略で、地盤面の高さのこと
以上の結果、ヨウ壁をやり直すことにしました。
有名な〇〇メーカーさんの土地と建物なので安心して建ててもらったそうですが、30数年で家もヨウ壁もやり直さなければならなくなるとは・・・。
施主様も当時は想像もつかなかったことだと思います。
ヨウ壁工事と整地ができました。次は、基礎工事にかかります。
前へ 次へ準備をしていた約50本の丸太を、太さや反りなどを見極めて、それぞれ使う場所を決めていきます。
場所が決まれば、次は、「墨付」です。
「墨付」が終われば、次は「切組」です。
■梁丸太の「切組」の様子約50本の丸太の切組が完成です。
柱に竹が入るように深さを一定にして穴を開けていきます。
丸竹を曲げて穴いっぱいに入れ、絶対に外れないようにします。
骨組となる丸竹に、割り竹を縦横に編んでいきます。
乾燥を待って、大工仕事にかかります。
前へ 次へ自然乾燥により、材木の中の水分を時間をかけてゆっくり抜いていくと、1本1本育った環境によって異なる「木の性格」が現れてきます。 材木となったあとは、その性格が更に、「ねじれ」や「曲がり」となって顕著に現れます。
正岡工務店では、1本1本の木の性格を見抜き、素直な材木だけを厳選して「柱」に使用します。また、「ねじれたり」「曲ったり」した材木は、曲がりの程度により、土台や梁・その他の部材に適材適所に使用して、大切な材木を無駄にしません!!
生きた木の「性格」を正確に見抜くために、「自然乾燥」はとても大切な工程なのです。
■大黒柱と梁丸太空き家になっていたのですが、まだしっかりしているのでリフォームを検討し、建ててもらったメーカーさんに相談に行きました。ところが、増築と大規模なリフォームになるため、金額だけが「新築〇〇さん」になってしまい・・・。
この度、縁があり正岡工務店を知っていただき、いろいろなお話をしていく中で、思い切って建て直すことにされました。
■施主様ご自慢のお庭の様子これで解体作業は完了です。次は、地鎮祭をして、基礎工事にかかります。
前へ 次へ天井高3.8m。
小屋組の梁丸太を見せています。
15坪、畳30枚のリビングダイニングです。
天井を張らずに小屋組丸太を見せています。
これで全ての工程が終了です。
気持ちを込めて仕事をさせていただきました。どうもありがとうございました。
施主様と御家族の皆様の益々のご繁栄とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
前へ土台敷きの完了です。次は、いよいよ建前の準備です。
前へ 次へモルタル下地には、2m×巾75mm×厚15mmの杉材を使用しています。
これで外装の大工仕事が片付きました。あとは左官工事へと進んでいきます。
モルタルが乾燥したので、塗装工事にかかります。
ローラー2回塗り仕上げにしました。
ポーチの石張りは黒御影石で仕上げました。
前へ 次へ■仕上げ塗りの様子
下地塗りのモルタルが乾いたので、仕上げ塗りに掛かります。仕上げ塗りをして乾燥させます。
■塗装工事の様子
塗装工事に掛かります。塗装のための下準備です。養生をして目地やひび割れを補修していきます。
塗装が仕上がり、雨樋を掛けて足場をばらしました。
■犬走りの施工の様子
建物の外壁面を保護するために、その周りの地盤をコンクリートで固める「犬走り」の準備に掛かります。基礎より80cmを確保します。基礎と鉄筋で接合し、年月が経過しても「犬走り」が全体に基礎より下がらないようにしています。
配筋の様子です。
コンクリート打ちの様子です。
■仕上がりの様子
犬走りが出来あがり、内装・外装すべての場所を気持を込めて掃除していきました。
これで、すべての工程が終了です。
施主様と御家族の皆様の益々のご繁栄とご多幸を心よりお祈り申し上げます。